山形県スキー技術選手権大会の浩司の頭の中

1月25日

Asahi自然館 SNOW PARKで行われた山形県スキー技術選手権大会

かなり難易度の高い大会バーンの中での滑走でした。

まずね、朝1はカリンコリン。昨日の雨からの放射冷却。雪不足で圧雪も入ってない。

9時に斜面ついて10時半まで見守り隊。雪が硬すぎる。緩むまで待とう。

お昼前に開会式、スタート1時の前に2本滑る。大回りの板チョイスに悩む。なぜならコース幅狭い。長さ短い。極め付けはボッコボコのざぶざぶ。ロングの板履いて、んー、乗れないけどショートの板より大回り感でるね。てことで迷いを断ち切る。

そして1本目、小回りのスタートへ。

これまで、鹿島槍野獣会フェスのデモ滑走、HAKUBA FWQ でのチャレンジを経験したにもかかわらずの緊張感。

なぜだ?なぜ、こんなに緊張している?

ちょっとだるさの感じる足。これはアレだ。足動かなくて焦る感じのアレだ。ゼッケンは33。後ろから3番目だ。誰もいなくなる。足よ。動け。

さすが、20回目の技術選。

1ターン目と2ターン目、しっかりスキーが返ってくる。これでゴールまで冷静に動けた。

大会の滑り出しとしては上々。しかし、気は抜けない。なぜなら今年は3本勝負。1ミスアウト。そしてロングの板に履き替えスタートへ。

周りはだいたいショートの板だった…

いや、俺はもう決めたんだ。これで行くと。俺の板のラディウスは17だと思い込む。

前の何人かの滑りを確認する。ロングの板を使ってる選手がいた。プレターンをして視界から消える。そしてゴールまえの緩斜面に出てくる。ショートのスキーを使ってる選手を確認する。すごいスピードで急斜面に消える。そしてゴールまえの緩斜面に出てくる。

ニヤリ。

ロングの板の緩斜面のスピードがやたら速い。これはナイスチョイスをした。

と、思い込む。

うん。雪のせいだ。あんな雪で反発もらおうなんてのが甘いのだ。うん。

ゴールして言い聞かせる。

さあ、ラスト。2本終わりあっとゆーまの最終種目。

無事完走。

ローテーションでわりと早く演技を終えたのでゆっくり最後の選手まで滑りをみる。なんて難しいコースと雪なのだと改めて実感する。

最後の選手が降りて、無事怪我人もなく競技終了。お疲れ様でした。

閉会式が終わり、技術選の申し込みをする。同じ湯殿山クラブの清野夏汀が女子3位通過。19歳。初出場。俺、20回目の技術選…  今日1番グラっときた。

4件のコメント

  1. お疲れさまでした。そちらでもそのような状況ですか。今年はおかしいですね。又発砲で会えるの楽しみにしています。
    追記
    技術選20回目、誕生日19回目君もそんな年になってきたのだねえ!
    区切りの20回目がんばってください。

  2. お疲れさまでした。臨場感とメンタルの緊張がヒシヒシと伝わるレポート。文才あり‼️👍👍👍👍👍🎉🎉🎉🎉🎉🎉🎉
    良い感じです。 予選とは言えシンドイバーンのようでしたが、参加の方々に怪我が無くて良かった。本戦まで雪が降ってくれる事を願うばかりです。
    今年の本戦も、楽しんで是非楽しんで下さい。浩司さんの笑顔、期待してます‼️

コメントは停止中です。